世間の人々が持つオンラインカジノのイメージ
オンラインカジノは、カジノが合法とされている国の企業により運営されているため、日本でプレイをしても違法とはなりません。
魅力的なゲームがたくさんプレイできるため、趣味のひとつとして楽しむ人も増えています。
とはいえ、オンラインカジノを日頃プレイすることがない人たちにとって、オンラインカジノのイメージというのは、あまり良いものではないことが現状といえます。
カジノというとギャンブルの一種として知られています。
日本で親しまれている競馬・競輪・競艇などの公営ギャンブルであっても、あまりいいイメージを抱いていない人もいますし、ギャンブルというとパチンコが有名ですが、店舗に対しても遊戯をする人に対してもマイナスなイメージを持たれることが多いです。
それと同様に、いわゆるギャンブルとしてのイメージが強いオンラインカジノについても、世間の人々からはあまりいい印象を持たれていないことがわかります。
オンラインカジノを含むギャンブルが問題となる理由はギャンブル依存症
そもそも、オンラインカジノを含むギャンブルは、なぜ一般的にあまり良いイメージを持たれないのでしょうか。
その理由としては、ギャンブルにハマった人がさまざまな問題を起こす、いわゆる「ギャンブル依存症」を起こしやすいということにあります。
ギャンブル依存症というのはなぜ起こるのでしょうか。
ギャンブル依存症は、アルコール依存症や薬物依存症と同様な点が多いことがわかっていて、WHOでも正式に病気として認められています。
ギャンブルをしている人には、勝った時の興奮が忘れられなくなるだけではなく、あと一歩で勝てるというような展開や演出により、脳の中でドーパミンが活性化されることで、実際には負けているにもかかわらず、いつまでもやめることができない、という現象が起こります。
その繰り返しが依存につながってしまうのです。
ギャンブル依存症の問題は、本人が病的に苦しむだけではなく、周囲にも多大な迷惑をかけることにあります。
ギャンブルをするために借金が膨らみ、自分だけではなく家族の生活まで圧迫することも少なくありません。
ギャンブルにのめり込むあまり家庭を省みず育児放棄をしたり、ストレスからDVにつながるケースもあり、離婚など人生にも影響を及ぼすことがあります。
仕事をクビになったり、健康に害を及ぼすこともあり、ギャンブル依存症というのは、大変危険なイメージを持たれています。
もちろん、オンラインカジノを娯楽の範囲で楽しくプレイしている人も多いですが、ついついのめり込んでしまい、依存症になってしまうのも事実です。
オンラインカジノでギャンブル依存症になりやすい理由とは
オンラインカジノは、他のギャンブルと比べて勝ちやすいと言われています。
ギャンブルでの勝ちやすさを知る目安として、還元率(ペイアウト率)がありますが、パチンコで82%、競馬で75%となっていて、オンラインカジノでは90%以上と圧倒的に高いのです。
そのため、負けていても一発逆転できるはず、大勝ちできるかもしれない、と思い、ついついお金をつぎ込んでしまうのです。
パチンコや競馬で大負けしてしまうと、ショックを受けるものの、これ以上やっても取り返すことは不可能だ、とあきらめがつくかもしれません。
ところが、オンラインカジノなら、どんなに負けている状況でも取り返すチャンスがあるので、なかなかやめられないのです。
勝ちやすいギャンブルであることはメリットのように思われますが、実は依存症につながりやすい点でもあるといえます。
また、オンラインカジノにハマってしまう理由として、いつでも時間を問わずに手軽にプレイできるという点があります。
たとえば社会人であれば、毎日朝から閉店までパチンコ屋にいるわけにはいきませんし、競馬にもそう頻繁にはいけないでしょう。
けれども、オンラインカジノなら、いつでも空いた時間に楽しむことができるので、やめるタイミングがつかみづらく、プレイ時間も長くなりがちです。
また、楽しむには手持ちの現金が必要なので、財布の中身が空になれば、あきらめて帰るしかありません。
けれども、オンラインカジノならクレジットカード決済で入金ができるので、手元に現金がなくても際限なく使ってしまう可能性があります。
現金が減っていく感覚がないので、気づいたら大金を使い果たしていた、などということが少なくありません。
そして、パソコンやスマートフォンさえあればいつでもプレイできるということから、人の目を気にすることもなく、罪悪感も少なくなり、家族に気づかれて止められる、という機会もほとんどないでしょう。
オンラインカジノでギャンブル依存症にならないためには
こうしてギャンブル依存症について触れると、オンラインカジノが悪いものであると思われがちですが、オンラインカジノ自体には違法性はなく、優良な企業によって運営されているものがほとんどです。
趣味や気分転換としてプレイするには問題のない娯楽といえます。
つまり、ギャンブル依存症にならないように気をつけさえすれば、世間一般に抱かれるイメージのような、デメリットはないのです。
オンラインカジノでギャンブル依存症にならないためには、まずは自分の中でルールを決めてからプレイすることが重要です。
プレイする時間、使う金額、これらをしっかりコントロールできれば、依存症になることはありません。
次に、オンラインカジノを最優先にしないことです。
仕事や家族との時間など、優先順位をしっかり決めておきましょう。
そして、オンラインカジノ以外の趣味の時間も楽しみましょう。
オンラインカジノだけを楽しみにしていると、ついついのめり込んでしまいます。
自分の趣味をいくつか作り、バランス良く楽しむことで依存症は避けられます。
このように、オンラインカジノをプレイをする前に、自分の中で約束事をしておくだけで、楽しく安全に楽しむことができるのです。
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